車のエアクリーナー交換に対する燃費の関連性とは？
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車のエアクリーナーの交換と言えば
メンテナンスの初歩中の初歩だといえます。
誰でも簡単に手軽にできるメンテナンスですが
車のエアクリーナーが真っ黒で目詰まりをしていると
車は本来の性能を発揮できていません。
たとえば、エアクリーナーの通気性が悪い場合は
パワー不足となり通常よりもアクセルを踏んでも進まない感覚になります。
場合によっては坂道などもアクセルを吹かさないと
全く上らなくなるということもあります。
もし、あなたが車を運転していて
「ちょっと加速が悪いなぁ」と感じたら
エアクリーナーの汚れをチェックしてみると良いでしょう。
確かに、加速が悪いという条件だけなら
ほかにも色んな原因があります。
しかし、ここではエアクリーナーだけに絞って解説をしていきます。
エアクリーナーを交換すると車の性能が上がるって本当？
基本的に、エアクリーナーを交換しただけでは
過給機付きの車でも過給機がない車でもバランスを崩すだけで
性能は上がりませんし、ほとんど交換前と変わらないでしょう。
スポーツエアクリーナーに交換をするという場合は
「吸気効率」「燃焼効率」「排気効率」「冷却効率」などを考える必要があります。
つまり、エアクリーナーはチューニングをある程度したうえで
最後に交換するという考え方のほうが良いでしょう。
また、エアクリーナーだけを競技用に交換しただけなら
性能の変化に気が付ける人は少ないのではないでしょうか。
とくに、過給機がついていない車の場合は
体感を得るには、かなりお金をかけないと難しいでしょうね。
つまり、エアクリーナーを交換しても
車の性能はほとんど上がりません。
たしかに、エアクリーナーが汚れているからついでに
純正交換タイプのスポーツエアクリーナーに交換すれば
体感できたという経験を持つ人もいるでしょう。
しかし、それは性能が上がったのではなく
「車の本来の性能に戻った」だけの話です。
なので、少しお金を出して購入するエアクリーナーも
純正品よりも通気性が多少違ったとしても性能の差が余りないのです。
バランスよくチューニング部品を取り付けているなら
エアクリーナーは、最高の仕事をしてくれるはずです。
ですが、ほとんどノーマル車にスポーツエアクリーナーをつけても
性能が上がらないので、自己満足の世界と言えますね。
僕自身が、チューニングをするとすれば
エアクリーナーの交換はお金が続く限り
チューンをした最後になりますね。
なぜなら、エアクリーナーを交換する必要があるチューニングをした後に
初めて効果を発揮するからです。
逆に言えば、チューニングもしていない車に
最初から取り付けても意味を果たさないといっても過言ではありません。
だから、ある程度チューニングをしてから
エアクリーナーをスポーツタイプに交換すべきなのです。
エアクリーナーを交換した後に燃費が向上！？
ここまで「エアクリーナー交換は体感ができない」と
否定的なことを書いてきました。
しかし、エアクリーナーを交換する意味はあります。
なぜなら、僕自身が汚いエアクリーナーを
新品に交換した時に燃費が若干上がったからです。
1週間ほど様子を見た結果ですが
燃料の減り具合も交換前よりも明らかに遅くなりました。
さらに、車に最初からついている燃費計も
大体1週間見ていたら「20km/L～24km/L」と表示されます。
ちなみに、計測車両はミライースです。
とはいえ、満タン法で計測しないと誤差は大きいといわれます。
だけど、満タン法のやり方はとても簡単ですが
お金がかかるのがかなり嫌なんですよね。
１．ガソリンを満タン状態にします。２．オドメータ（距離計）をリセットします。
３．ガソリンが減るまでいつも通りに運転します。
４．次にガソリンを給油する際、給油した量を確認します。（レシートなど）
５．オドメータの走行距離で、給油量を割ります。
６．割った答えが今の燃費です。
以上の6ステップで満タン法をおこなう方法です。
何回か満タン法と燃費計の誤差を確認しましたが
僕のミライースの場合は「１ｋｍ／Ｌ～3ｋｍ／Ｌ」の誤差がありました。
逆に言えば、燃費計の数値から大体
1～3を引いた数値が本来の数値かもしれません。
ただ、お金が続かないので3回ほど満タンにするのが限界
常に満タンはできないのです・・・
つまり、車の状態や使用条件にもよりますが
エアクリーナーを新品に交換すると
燃費は上がるという事になります。
さらに、エアクリーナーがエンジンに与える影響など
詳しいことは以下のページで解説をしているのでチェックしてみてくださいね。
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