ナンバープレートカバーが全面禁止【フレームも禁止なのか!?】
2016年の4月からナンバープレートカバーが
全面的に禁止されてしまいました。
理由は、ナンバープレートカバーによって
プレートの文字の視認性が悪くなるからだと考えられます。
ここでは、知らなかったでは済まされない
ナンバープレートカバーの基準を紹介していきます。
Table of Contents
そもそもナンバープレートカバーの目的とは?
当初、ナンバープレートカバーを装着するというのは
ドレスアップ目的という場合が非常に多かったはずです。
ですが、いつしか警察を欺くために装着する人も現れ
警察の取り締まりから逃れるためのナンバープレートカバーが
実際に販売されていたこともあったのです。
たとえば、オービスが光っても映りにくいナンバープレートとか
筆者は見たことがありますし実際に販売しているのも見たことがあります。
ですが、ナンバープレートカバーの
本来の目的と言うのはナンバープレートが
汚れないようにするという目的もありましたね。
そういう意味では、クリアのナンバープレートカバーは
汚れを付着させないため掃除がとても楽だったというメリットがありました。
ナンバープレートフレームも禁止なのか?!
今でも大手カー用品店で販売しているナンバープレートフレームですが
これはディーラーオプションでも買うことができるので
違反ではないといえますし車検も問題ありません。
禁止していると言っている場合もありますがそれはウソです。
なぜなら、ナンバープレートフレームは
ナンバープレートの番号をはっきりと確認できるからです。
つまり、ナンバープレートの番号を警察が
確認できれば特に問題はないと思っていただければ間違いないといえますね。
ナンバープレートフレームに関する基準と言うのは
基本的に、脱落しないように固定をすることが重要です。
サイズは、幅や厚さなどやそのほかの部分の3点が
保安基準で決められています。
- 幅:上部10mm以下
- 左右:18.5mm以下
- 下部:13.5mm以下
- 厚さ:上部6mm以下
- 上部の幅:7mm以下の場合は10mm以下・その他30ミリ以下
- 脱落するおそれがない事
幅に関しては、ナンバープレートを取り付けた時の
外縁からフレーム内縁までの長さです。
そして、厚みは上部6mm以下です。
ですが、上部の幅が7mm以下の場合は10mm以下になります。
さらに、厚さに関してはフレームやボルトカバーが
ナンバープレートの表面から出ている部分の厚みも含まれます。
その他に関しては30mm以下と定義されています。
つまり、ナンバープレートフレームで
装飾が付いている場合がありますが
文字が被らずしっかりと見えていれば問題ないといえます。
社外品ナンバープレートフレームの注意点
社外品のナンバープレートフレームは一般的な
ナンバープレートのサイズに合わせて製造されているので
あまり問題にはなりにくいし車検も問題ないといえます。
ですが、ナンバープレーのフレームに装飾がされている場合は注意が必要です。
たとえば、フレームにある装飾品が
ナンバープレートの文字に被ってしまい
文字の判別がしにくいと判断される場合は車検は通りません。
また、ナンバープレートの角度を変えても車検に通らなくなる可能性があるので
角度についても注意が必要となります。
ナンバープレートの角度も基準があります。
フロント側のナンバープレートの場合
- 上向き10度
- 下向き10度
リア側ナンバープレート上端が1.2m以下の場合
- 上向き45度
- 下向き5度
角度やフレーム、ボルトカバーの基準は
H33年の4月1日以降に初めて登録・検査・使用の届け出がある車に限ります。
H33年3月31日までに登録・検査・使用の届け出のある車は
自動車が走行中に番号が確認できるような見やすい角度であることになっています。
まとめ
ナンバープレートカバーはクリアタイプでも
全面禁止という事になっています。
そして、ナンバープレートの文字は
しっかりと見えるようにしていないと違反切符を切られます。
少なくとも5万円くらいだと考えられます。
ナンバープレートフレームも
今はディーラーオプションで取り付けは可能です。
未来はどのような法律が作られ改正されるかは分かりませんが
ナンバープレートフレームも禁止になる可能性もあるかもしれません。
ナンバープレートカバーに関してや角度や
フレームなどの基準は以下のサイトを参考にしてみてくださいね。
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国土交通省~ナンバープレートの詳しい基準はこちらをクリック~