スパークプラグの交換時期と交換しない場合の症状
スパークプラググというのは、車のエンジンパワーに
大きく影響している部品でもあります。
もし、長期間プラグを全く交換をしなかったときの症状や
スパークプラグの交換時期などを紹介していきます。
Table of Contents
そもそも、スパークプラグとは何なのか?
スパークプラグとは、電気的に火花を発生させ
混合器とガソリンにより爆発させることで
エンジン内部のピストンを押し下げる役目を持っています。
この爆発力が低く火花のパワーが低くなることで
エンジンの性能がフルに発揮できなくなるので加速が悪くなっていくのです。
このスパークプラグには、イリジウムプラグなどの種類があります。
スパークプラグの焼け具合を確認しよう!
スパークプラグの点検では白い碍子(がいし)部分の焼け具合を確認するべきです。
なぜなら、プラグの白い碍子(がいし)部分が
黒い場合はプラグが冷えすぎている証拠なので
プラグ温度が上がりやすいタイプを選ぶほうが良いといえます。
特にNGKスパークプラグには数字も表記される場合もあります。
この数字こそがプラグの熱価であり
数字の小さいほうが低熱価で数字が大きくなると高熱価になります。
たとえば、NGKスパークプラグ「LKR6AIX-P」で
碍子(がいし)部分が黒くなっているなら
「LKR7AIX-P」に交換してみると正常に焼ける場合もあります。
基本的に、白い碍子(がいし)部分の焼け具合は「きつね色」が良いと言われています。
ただ、スパークプラグ全体を見るのではなく
プラグの先端にある白い碍子(がいし)部分の焼け具合を見て正常な燃焼なのか判断します。
スパークプラグを一切交換しないときの症状
最近のスパークプラグは、劣化しにくいのか走行距離が10万kmに近くなっても
普通に走行ができるケースが多いようです。
そのため、スパークプラグはノーメンテで
廃車にするまで使い続ける人もいるようですね。
ですが、スパークプラグというのは劣化していきます。
スパークプラグが劣化していくとどうなるのかといえば
しっかりと火花を飛ばせなくなりますし
失火の原因につながってしまいます。
そうなると、アイドリングも不安定になりますし
エンジンのかかり具合も悪くなってしまいます。
また、加速も悪くなるので快適なカーライフを送りたいなら
スパークプラグは交換したほうが良い部品と言えます。
つまり
- アイドリングが不安定になった
- 燃費が悪くなった
- 加速が最近悪くなった
- エンジンがかかりにくい
以上のような症状が出たらスパークプラグを交換してみると良いでしょう。
スパークプラグの交換に必要な工具とは?
- ラチェットレンチ
- プラグソケット
- 場合によっては8mmのコンビネーションレンチ又はプラスドライバー
車種によっては工具が不要の場合もありますが
MRワゴン(H14年式)の場合はプラグカバーが付いているので
カバーを固定しているボルトが8mmでした。
ダイハツのミライースの場合はレゾネーターを外すだけなので
工具はラチェットレンチとプラグソケットのみになります。
スパークプラグの交換時期
スパークプラグの交換時期は
一般プラグやイリジウムプラグで「1万5千km~2万km」です。
長寿命タイプのイリジウムプラグや白金プラグの場合は
約10万kmとなっています。
スパークプラグのメーカーでおすすめはある?
スパークプラグ一つにしてもいろんなメーカーが
製造・販売をしているのです。
スパークプラグで有名なメーカーは「NGK」ではないでしょうか。
他にも「チャンピオンプラグ」や
「デンソープラグ」などや「ボッシュ」がありますね。
それぞれ独自のスパークプラグを開発しているようですが
性能はどれも似たり寄ったりのようにも思えます。
筆者は、過去にNGKスパークプラグを取り付けていましたが
今はデンソープラグを主に使用しています。
NGKとデンソーとの違いは
全くといっていいほど分かる人はいないかもしれません。
つまり、好みのスパークプラグを選ぶと良いといえます。
まとめ
スパークプラグの交換時期というのは
「1万5千km~2万km」のペースで交換という事になります。
ですが、長寿命タイプの場合は約10万kmとなっています。
ただ、スパークプラグを買う前に
スパークプラグの焼け具合を確認しないといけません。
なぜなら、スパークプラグの先端にある白い碍子(がいし)部分が
黒い場合は、高熱価のプラグを買って対処しないといけないからです。
高熱価のプラグを見つけるには
あなたが乗っている車のスパークプラグの適合表を見て
プラグの品番をコピーします。
そして、検索窓にペーストして数字だけを変えましょう。
「LKR7AIX-P」というように数字だけを変えて検索をすると通販サイトが出てきます。
そうしたやり方で適合するプラグを買うのが早いといえますね。
ただ、使っているのに碍子(がいし)部分が白いままの状態なら
プラグが高熱価すぎるので低熱価のプラグを選ぶほうが無難と言えます。
実際に、イリジウムプラグに交換して
走行をしてみた感想は以下のページで詳しく解説をしているので
参考にしてみてくださいね。
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