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アイドリングストップをすれば燃費は良い?【バッテリーへの負担は普通】



アイドリングストップ車は燃料消費量を減らすために信号待ちなどで
アイドリングをストップさせる機能が付いています。

アイドリングストップ車にはメリットとデメリットがあります。

 

多くの人が気になるであろうと思われる
バッテリーへの影響と燃費率について紹介をしていきます。

 

アイドリングストップをすれば燃費は上がる!?

基本的にエンジン始動というのは燃料を多く使うというのが
一般的な考え方でありエコカーが存在する前は常識的なものでした。

しかし、アイドリングストップ車は
信号待ちでアイドリングを停止し短時間で
再始動しても燃費は余り悪化しないのです。

たとえば、10分間のアイドリングストップは
「0.15~0.2リットル」の燃料消費を抑えてくれます。

 

結論的に言えばアイドリングストップ機能は
燃費が上がりやすい機能だといえます。

 

アイドリングストップをキャンセルして走行した結果

筆者はミライースに毎日乗って通勤に使用をしています。

そんなミライースでアイドリングストップをキャンセルした状態で
燃費はどうなるかを計測したことがあります。

燃料を満タンにして1週間同じ道を走行してみたのですが
4日目でいつもは減らない目盛まで燃料が減ったのです。

しかも、いつもは「23km/L~25km/L」でしたが
アイドリングストップ機能をキャンセル状態で走行したら
「13km/L~15km/L」と燃費は悪化しました。

 

いつもの通勤路は渋滞もなく信号機も少ない平らな道なので
「13km/L~15km/L」まで低下したので驚いてしまいました。

 

アイドリングストップ車はバッテリー寿命が短いはウソ!?

ミライースを例にすればバッテリーの寿命は
車の状態や環境によって様々でしょう。。

運転の仕方というよりも使用状況や
使用する走行距離に応じてバッテリー寿命は変化します。

 

ネットに便乗したディーラー整備士や分かった風に言う
自称アイドリングストップ車所有の人は口をそろえて
「アイドリングストップ車のバッテリーは寿命が短い」というでしょう。

 

ハッキリ言えば、それは半分ウソです。

 

理由は、僕が以前に所有していた普通のミラは
通勤往復30kmの距離を走行するだけでした。

そのミラは、バッテリーを交換した
1年後にディーラーで点検をしてもらった時に
整備士から交換しないといけないと言われました。

 

しかし、ミライースの場合は通勤だけではなく
30km~100kmも離れた場所に出かけたりすることが多いですね。

現在所有するミライースは2年ほど前に購入したときに
バッテリー交換をしてから2年間経過した今も交換していません。

 

さらに、ディーラーで点検をしてもらっても
整備士から交換しないといけないとは言われていません。

なので、アイドリングストップ車だから
バッテリーの寿命が短いというのはあり得ないと言えますね。

 

アイドリングストップ車のメリット

[surfing_su_list_ex icon=”icon: car” icon_color=”#1e0ed0″]
  • 燃費が良い
  • 無駄なアイドリングが減少する
  • 余り燃料が減らないので目先のガソリン代が安くなる
[/surfing_su_list_ex]

 

アイドリングストップ車のメリットは以上ですが
燃費はアイドリングストップ車ではないオートマチック車よりはかなりマシです

そして、なんといってもうれしいのが
無駄なアイドリングを減らしてくれるので
余り燃料が減らないという点です。

 

燃料が減らないので燃料を入れる量も
それほど多くないので目先の燃料代は安くなりますよね。

 

アイドリングストップ車のデメリット

[surfing_su_list_ex icon=”icon: car” icon_color=”#042ac0″]
  • 渋滞に弱い
  • 作動しなくて良い時にアイドリングストップする
  • アイドリングストップ時はエアコンが利かない
  • バッテリーが高い
[/surfing_su_list_ex]

 

アイドリングストップ車は渋滞になると
燃費が極端に悪くなります。

 

たとえば、お正月に神社に初詣に行くときの渋滞で
筆者のミライースの場合はかなり燃費が悪化しました。

その渋滞とは、全く動く気配がない道で
燃費は「5km/L」をマークしたのは驚きました。

 

アイドリングストップ車ではない車と比較すれば
それほど燃費は悪くないにしても
渋滞では燃費は通常よりも悪化します。

また、アイドリングストップ車は
しなくても良いシーンでアイドリングストップをしてしまいます。

 

実際に経験があるのは、直進から右に曲がるときに
対向車が親切にも停止してくれて行かせてもらえるというときに
車種によりますがアイドリングストップ機能が作動してしまいます。

H30年式の改良されたアイドリングストップ機能なら
そういう事はないかもしれません。

 

初期型のアイドリングストップ車は
不要な時にアイドリングストップが作動してしまい困ることがありますね。

踏切でもアイドリングストップするので少々不便に感じることもあります。

 

アイドリングストップしているときは
エアコンが効かないので夏などは暑いのを我慢する必要があります。

オートエアコンならアイドリングストップは
解除することもありますが、そうではない車種は
アイドリングストップしているときはエアコンは効かないのです。

 

アイドリングストップ車はワンテンポ遅れて発進する!?

初期のアイドリングストップ車は
エンジン再始動に数秒かかるので信号が赤から青になっても
ワンテンポ遅れて発進するしかありません。

筆者の場合は、この弱点を克服するために
左右の信号が黄色になった時点でアイドリングストップだけを解除します。

 

そうすれば、普通に発進できるのでワンテンポ遅れることはないでしょう。

アイドリングストップ車の再始動音が耳障りという人もいますが
そういう人は「アイドリングストップキャンセラー」を取り付ければ良いでしょう。

 

まとめ

 

アイドリングストップで削減した燃料代はお得に感じます。

ですが、「頻繁にエンジン始動で消耗される
バッテリーへの交換コストは本当にエコなのか?」という意見もあります。

 

エンジン始動でバッテリーの寿命が短くなるというのは
普通のアイドリングストップ車以外の車種の話です。

それに便乗した悪質な整備士や営業マンは
客にバッテリー交換をさせたいがために売り込むための材料にします。

 

確かに、バッテリーはエンジン始動によって
寿命を減らすのは事実ですし、他の電装品によって
さらに寿命を縮めているのも確かと言えます。

ですが、アイドリングストップ車はそういう事も考えて開発されているので
バッテリーの寿命が短くなるというのは
鵜呑みにしないほうが良いのではないかと考えられます。

 

さらに、バッテリーを長持ちさせたいがために
アイドリングストップをキャンセルしてもバッテリーは長持ちしません。

理由は、アイドリングストップをキャンセルしてもしなくても
一定期間使用すれば同じように寿命は来てしまうからです。

 

頻繁にアイドリングストップをすること前提で開発された
バッテリーなので寿命が短くなるというのもおかしな話ですね。

それが整備士が真顔で言っているなら
筆者は、そんなディーラーでは絶対に車を預けないでしょう。

 

なぜなら、車の知識はペーパー上でしか知らず
古い知識しか頭にないので新しいエンジンや機能は
全く学んでいないと考えられるからです。

また、1年に一度や2年に一度のバッテリー交換代が発生するくらいで
エコじゃないなんて言うのもおかしな話です。

 

車は機械の集合体なので、消耗品は必ずあるのです。

それを交換していくのが車を所有する者の
本来あるべき姿なのではないでしょうか。