車のアーシング効果を実感できる簡単なやり方
アーシングとは、車のバッテリーのマイナス端子から
ボディや他の各部につないでいく手法を言います。
自動車の伝送系統などマイナス極への配線の抵抗を
少なくさせ各部に十分な電力を供給し車の
各機能の改善をする手法の事です。
こうすることで、電気の流れを手助けし
各電装品の性能を100%に近づけていくのです。
さらに、電気の流れというのは、ヘッドライトや点火プラグなど
そして色んな電気を消費してバッテリーのマイナス端子に戻るというわけです。
「アーシングは気休めで効果は実感できないよ!」
そのように言う人もいますが
そもそも、アーシングだけで体感を得るのは難しいです。
なぜなら、アーシングというのは電気系統の機能を
正常にさせる効果があるだけで車の性能には直接関係ないからです。
ただ、相乗効果により車の燃費や加速などが
改善されるケースもあります。
さらに、アーシング一つだけをおこなったとしても
効果は、とてもとても小さなものなので
エンジンを快適にするには小さな積み重ねが大切です。
また、アーシングというのは材質などの違いによっても
効果が全く違う場合があります。
たとえば、抵抗の大きなアース線で
いくらアーシングを頑張っても効果は得られにくいでしょう。
なので、アーシング端子もアルミ製ではなく
電気を通しやすい材質のものに変えることが重要です。
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3000円の安いアーシングキットは使っても効果がない?!
あなたは、車のアーシングについて
少し勘違いをしていませんか?
実は、アーシングというのは静電気を
除去する効果があるだけでアーシングをしたからと言って
車の性能がカタログ数値以上にアップはしないのです。
さらにいえば、体感できるほどの加速力も
ほとんどないと言っても過言ではありません。
だから、アーシングというのは車のパワーアップではなく
車の状態を100%に近づけるという考え方が正しいといえます。
理由は、アーシングはエンジンの調子を戻すための補助的なチューンだからです。
さらに、3000円程度の安いアーシングキットは
2~3点程度のアース線しかないことが多いです。
さらに、効果のある個所に接続するということを考えれば
2~3点程度のアース線では効果を最大限に発揮しにくいかもしれません。
アーシングの効果的な接続ポイント
1 ラジエター:冷却効率のアップ
2 エキゾーストパイプ:排圧の低下
3 エンジンヘッドカバー:スパークプラグの効率アップ
4 スロットルボディ:吸気効率のアップ
5 ボディーフェンダー:防錆
6 オルタネーター:発電効率のアップ
7 ミッションケース:ギヤの入り等がアップ
8 オイルパン:レスポンスアップ等
9 マフラー:排気効率アップ
10 ヘッドライトのボディアースポイント
車のアーシングをより効果的にする秘策
車のアーシングは、場合によっては
エンジンルームのドレスアップとも言えます。
しかし、デタラメに多くのアース線で色んな所に
アーシングをすれば良いというわけではありません。
効率の良いポイントを知り確実に
アースをしていくことが最も効果を得る方法だと感じます。
僕が実際にアーシングを施したときは
アースポイントを磨いてから取り付けをしていました。
理由は、電気の抵抗を極力減らすためです。
なので、アーシングをする場所には
かならず、しっかりとペーパーで磨いておくほうが良いですね。
アーシングの基本は熱の影響を受けないようにすること!
アーシングの基本は熱の影響を受けないようにして
配線を逃がしながら取り付けをすることです。
なぜなら、アース線は導体抵抗が上がると
電流が流れにくくなるからです。
しかも、アーシングは効率を上げるためにしているので
熱の影響を受けるような配線のやり方をすると
効果は期待できなくなります。
なので、熱の影響も考えて導体抵抗を抑えたケーブルを使うようにしましょう。
僕は、チューニングの基本はトータルバランスと
小さな積み重ねが大きな結果を生み出すことだと考えています。
なので、アーシングをしても効果がないと諦めるよりも
車の性能を改善できるなら効果がわずかでもやってみる価値はあるでしょう。
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2件のコメントがあります
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アルミの端子?
匿名様
コメントありがとうございます。
買ったときは「純金メッキ」と書いていました。