シャークアンテナは車検に通らない!?
シャークアンテナは車検に通るのか通らないのか、非常に気にしている人は多いようです。
確かに、シャークアンテナを取り付けると、車の外装がスッキリします。
さらに、国産なら外車風になって、かっこ良くなりますよね。
シャークアンテナを取り付けると車検に通らなくなるのかや、車検に通る基準は何かを紹介していきます。
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シャークアンテナは車検に通らない?
結論から言えば、シャークアンテナは車検に通ります。
ただ、シャークアンテナがしっかりと取り付けられていないとか、車体からはみ出すなら車検には通りません。
でも、車体からはみ出すような取り付け方って、普通はしないでしょうけど・・・
シャークアンテナの中には、LED付きで後ろ向きに光るタイプがあるようです。
そうしたシャークアンテナは、光るランプの色によって車検に通らないというケースもあります。
光るタイプのシャークアンテナに関しては、車検に通るかどうかは検査官の判断次第でしょう。
シャークアンテナが車検に通る基準とは?
シャークアンテナが車検に通らないなら、標準で取り付けられている車は全て車検に通らなくなります。
そういうふうに考えれば、大抵の社外シャークアンテナは車検に通ると言えます。
保安基準などを説明したネット情報を見ても、わかりにくい場合が多いです。
そもそも、ルーフアンテナには色々と種類がありますが、どれも以下の基準に基づいて取り付けられています。
電波送受信用アンテナの表面には、外向きに鋭く突起した部分があってはなら
ず、また、衝突時又は接触時に歩行者等に傷害を与えるおそれのある形状、寸法、
方向又は硬さを有するいかなる突起を有してはならない。アンテナが切断された場合において、アンテナの残りの部分が車体表面から
40mmを超えて突出せず、かつ、直径100mmの球体が接触することができる部分に
鋭利又は危険な部位がないこと。
車のドレスアップやアンテナの取替をする場合は、車検などに関して不安になることも多いでしょう。
車の外装で最も注意が必要な突起物というのは、以下のようなパーツです。
注意が必要な突起物
・ルーフキャリア 端部にゴムカバーが無い場合
・バックカメラ(2m以下)取付ステーが突起物と扱われる
・ボンネットマスコット エンブレム等 可倒式は除く
・ボンネットピン
・ダイバシティアンテナの基部が2m以下に備えられたTVアンテナ
・自動車の最外側から後方、側方へのの突出はダメ
※除外例 アンテナの基部(取付ベース)、アンテナともに2m以上の場合は保安基準に適合
実際に陸運支局にシャークアンテナに関して、車検が通るのかどうか問い合わせてみたところ以下の回答をいただきました。
しかし、「40mm」を超えるなら取り付け方法により、車検に通らない可能性も出てくるようです。
たとえば、ルーフキャリアを溶接で固定した場合は、申請が必要になります。
理由は、溶接で固定したルーフキャリアもボディの一部と、判断されてしまうからです。
高さなどに関しては基準は、見た目判断するので検査官によっては違いが出ます。
たとえば、LEDウインカーにしても、検査官Aは「OK」としても検査官Bは「NG」と判定することも実際にあるのです。
そういう場合は、「今まで車検に通っていたのに何で?」と、疑問に感じる人も多くいます。
検査をするパーツによっては、検査官は見た目で判断している場合が多いのです。
シャークアンテナの基準
私は、検査官で変わるとは思いません。
ちゃんとした基準を設けていないと、おかしな事になりませんか?
今回のシャークアンテナに関しても、その曖昧な部分だと考えられます。
各陸運に確認した方が確実ですよね?
いえ、検査官によって基準が違うんです。
なので、各陸運局に問い合わせても同じ結果を生みますよ。
どの車検場でも通るか通らないかは検査官の判断ですからね。
シャークアンテナを取り付ける側も安心できるのですが・・・
はっきりしたことを言うのはできないでしょう。
なんせ検査官によって見解が違いますからねぇ。
こればかりはどうしようもないですよ。
まとめ
シャークアンテナを買おうと思っているなら、ビートソニックの製品を買うべきでしょう。
ビートソニックのドルフィンアンテナは、高さ方向に余裕があるので保安基準に抵触する恐れがありません。
大体のシャークアンテナは、車検に通ると考えられるので不安に感じるほどではないかもしれません。
ただ、純正品でも取り付けられていない派手なシャークアンテナは、車検に通らない可能性もあります。
詳しくはこちらを参考にしてください→外装の電波送受信用アンテナの技術基準