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古い車に乗り続けるためのメンテナンスのやり方



車も古くなってくると
メンテナスが大変になります。

昔の車と比べると現在の車はいろいろな面で性能が向上していて
寿命もかなり伸びています。

 

年式が古い車も現在もはしり続けていますが
そうした年式が古い車種のメンテナンスの方法を紹介していきます。

 

古い車に乗り続けるためのメンテナンスメニュー

H10年式の車やH15年式の車の場合は
タイミングベルトを使用している車もあります。

古い年式の車はどういうメンテナンスをしていくのかを
見ていくことにしましょう。

 

エンジンオイルの交換時期メーカー指定でも良い?

エンジンオイルは一般的にメーカー指定が良いと言われていますが
H10年の車やH15年式の車も同じように考えると危険です。

なぜなら、エンジンオイルが漏れている可能性がある場合は
多めにエンジンオイルを入れたほうが良いからです。

 

しかし、エンジンオイルが漏れていないなら
適量で入れるほうが良いでしょう。

もし、費用が勿体ないという場合は
メーカー指定でもシビアコンディションのほうで
エンジンオイルの交換をしたほうが良いでしょう。

 

ポイント

軽自動車の場合は5000キロごとの交換ですが
ノンターボとターボ車では交換時期は異なります。

エンジンオイルの交換は、古い車ほど
早めに交換したほうが良いでしょう。

 

エンジンオイル2回につき1回の交換が
メーカーでも推奨されています。

 

トオル
トオル

エンジンオイルの交換は『3000キロごと」と言われてましたが
それは、店が儲けたいから言っていたんですよね?

本当は、メーカーの取扱説明書に書かれている
『15000キロ』とか『7500キロ』が正解なんですよね?

 

よしぶー
よしぶー

昔の車を買った前提でいえば
エンジンのタイプによってはメーカー指定は守らないほうが良いです。

確かに、今どきのエンジンならメーカー指定でも
全く問題はないでしょう。

しかし、昔のキャブレターエンジンや
チョーク式エンジンの場合は3000キロごとに
交換をしたほうが無難ですよ。

 

トオル
トオル

いまどき、よしぶーさんの言う昭和車は
販売している方が珍しいですよ。

最低でも平成10年式くらいからしか
一般の人は買わないでしょうしね。

そう考えると、やっぱりメーカー指定で
エンジンオイルを交換したほうが安上がりでしょうね。

 

よしぶー
よしぶー

確かに、そうですね。

平成で製造・販売されていた車を買うという前提なら
メーカー指定のエンジンオイル交換時期を守るほうが
経済的ですし環境にも貢献できるかもしれません。

外車よりも国産のエンジンオイルの交換時期は
かなり短めですからね。

今は、シビアに考えなくても良い時代なのかも。

 

タイミングベルト装着車の場合のメンテナンス

最近の車は、ほとんどがタイミングチェーンを使用しているので
交換は不要となっています。

しかし、H10年式やH15年式の車は
タイミングベルトを使用しているケースが多いです。

 

とくに、軽自動車の場合は
エンジンによってベルトを使用しているケースがあります。

タイミングベルトの交換は
走行距離10万キロに1度は交換しましょう。

 

車の寿命は10年と言われていましたが
これはエンジンが、10年ほどでトラブルを起こしていたのです。

なので、昔は10年が、寿命と言われていました。

 

しかも、タイミングベルトが切れてしまうと
エンジン内部の部品同士がぶつかりあいエンジンが故障してしまいます。

タイミングベルトは走行距離10万キロに近くなったら
信頼できるディーラーなどに点検をしてもらいましょう。

 

現在の車はタイミングチェーンが使われているので
交換時期は気にしなくても良いでしょう。

 

トオル
トオル

平成の車を中古で買ったら
10万キロってことが多いです。

そういう場合も、やっぱり交換したほうが良いのでしょうか?

 

よしぶー
よしぶー

前のオーナーが交換していたら
交換はする必要はないでしょう。

タイミングベルトのカバーに交換した日付が
記載されているそうなので確認するしか無いですね。

 

トオル
トオル

中古車を買うときはタイミングベルトなのか
タイミングチェーンなのか調べてから買ったほうが良さそうですね。

でも、そういう場合は
どうやって調べればよいのでしょうか?

 

よしぶー
よしぶー
「エンジン型式名+タイミングチェーン」で調べると
そのエンジンがチェーンなのかベルトなのかが分かりますよ。

 

スパークプラグの交換時期

古い車ほどスパークプラグを
しっかりと点検したほうが良いでしょう。

H10年式の車を中古で買った場合は
エンジンオイルと一緒に交換したほうが良い場合もあります。

 

車を買ったときに一緒に交換してくれた場合は
エンジンオイルもスパークプラグも交換は不要です。

でも、車を中古で買ってもスパークプラグやエンジンオイルは
全く交換してくれない中古車販売店もあるので注意が必要です。

 

スパークプラグ程度なら自分でも点検ができますが
自信がない場合はプロに点検を依頼しましょう。

一般的なスパークプラグの場合は
「2万キロ」ごとに交換です。

イリジウムプラグで
長寿命型の場合は10万キロで交換となっています。

 

注意ポイント

イリジウムプラグでも
長寿命ではないタイプもあるので注意が必要です。

現在の軽自動車やコンパクトカークラスで使用される
イリジウムプラグの場合は長寿命ではありません。

 

H10年式の軽自動車やコンパクトカーには
イリジウムプラグは使用されていません。

なので、通常は走行距離2万キロごとで
交換となります。

 

ラジエーターホースは消耗品です!

あなたは、ラジエーターホースも
消耗品だと知っていましたか?

ラジエーターホースも消耗品なので
本来は走行距離10万キロで交換となります。

 

しかし、多くの人は交換はしていませんし
冷却水が漏れるまで使用している人は多いですね。

ラジエーターホースに亀裂や
ブツブツみたいな突起が出てきたら交換したほうが良さそうです。

 

冷却水は車検ごとに交換となります。

 

ラジエーターキャップの交換はしたほうが良い?

ラジエーターキャップは
チューニングしている車だけが交換するわけではありません。

何もしていないノーマルの車も
しっかりと交換したほうが良いのです。

 

ラジエーターキャップの交換時期は
余り知られていません。

ひょっとしたら、単なる蓋だと思っている人も多いのではないでしょうか。

 

ラジエーターキャップは
以下のような役目があります。

 

・密閉弁

・加圧弁

・負圧弁

 

ラジエーターキャップの「密閉弁」は
その名の通り冷却水がもれないようにするための部分です。

ラジエーターから冷却水が漏れてしまうと
オーバーヒートの原因になるので密閉弁は重要な役割をしています。

 

さらに、加圧弁と負圧弁も重要な役目があり
高回転でエンジンが動作していると温度がすぐに100度似上昇します。

一度でも水温計を取り付けた人は知っていると思いますが
車というのは、ノーマルでも100度を平気で超えてしまうのです。

ラジエーターキャップの「加圧弁」は
冷却水の圧力を高めることで沸点を引き上げることが出来ます。

100度を超えても冷却水は機能できるように、なっています。

 

ポイント

ラジエーターキャップは設定以上の圧力になると
経路保護のためにリザーバータンクに冷却水を逃がす役目を持ちます。

難しい話はこの辺にして、簡単に言えばラジエーターキャップには
いろいろな部品がついていて、ゴム製のパッキンや圧力を調整する
スプリングなどがドンドン劣化していきます。

 

スプリングは年数が経過していくとヘタってしまいますし
ゴムは劣化していきます。

ゴムが劣化してしまうとエンジンがちゃんと冷却されないので
オーバーヒートの原因となってしまいます。

 

なので、ラジエーターキャップは
定期的に交換をしたほうが良いでしょう。

ですが、1年おきに交換する必要は、全く無いと思うので
中古車なら一度交換して、あとは放置しても良いかもしれません。

 

ウォーターポンプの交換時期は?

ウォーターポンプは、エンジンが高温にならないように
冷却水をエンジン内部に循環させるための部品です。

軽自動車から超高級外車まで
ウォーターポンプは必ず取り付けられています。

 

ポイント

ウォーターポンプが故障するとオーバーヒート状態になり
エンジンが故障してしまいます。

しかし、ウォーターポンプは消耗品の中でも
耐久性がとても高いので廃車にするまで
交換することがない場合も多いです。

 

ウォーターポンプの交換時期は異音がしてから
修理・交換という感じになります。

とくに、交換時期は指定されていないので
余り気にする必要はないかもしれません。

 

サーモスタットの交換時期は?

サーモスタットとは、簡単に説明すればエンジンが高温になりすぎると
作動してエンジンを冷却する役目を持っています。

しかし、エンジンを指導させた直後は
サーモスタットは作動しません。

 

エンジンが高温になり設定以上になったら
サーモスタットは弁を開きエンジンを冷却します。

エンジンが低音のときは冷却水をラジエーターに通さないで
循環させたほうが良いというわけですね。

 

サーモスタットも交換時期というものは
特に指定されていません。

ただ、使用開始から10年または10万キロで
交換したほうが良い可能性があると言われています。

 

ですが、サーモスタットには
交換時期は指定されていないので無いのと同じですね。

サーモスタットに関しては余り気にしている人は
かなり少ないような気もします。

「10年または10万キロ」というのは
あくまで目安ですが、廃車まで交換しないこともありますね。

 

サーモスタットが故障するとエンジンが冷却されなかったり
エンジンが温まりにくかったりします。

これは、サーモスタットに付いている弁が
開閉しなくなって起きる症状です。

 

もちろん、エンジンがオーバーヒートや
冷却されにくいという問題はサーモスタットだけに限りません。

サーモスタットの役目と
故障した場合の症状を紹介しました。

 

オルタネーターブラシも交換するべき?!

オルタネーターの交換時期は「10年または10万キロ」と
そのように言われていました。

しかし、今どきのオルタネーターは耐久性が高くなっているので
昔ほどシビアに考えなくても大丈夫です。

 

オルタネーターブラシは専門の人でないと
交換は難しいです。

素人でも交換はできますが
何かと不都合が起きる可能性があります。

 

もし、自分で交換したいと言うなら
オルタネーターブラシではなく
オルタネーター本体まるごと交換したほうが安心ですね。

知識があればオルタネーターまるごと交換なら
整備士でなくても
可能ですし、不都合は起きないでしょう。

 

バッテリー交換の時期は?

バッテリーは定期的にチェックして
問題があれば交換と言うのが一般的です。

しかし、最近のバッテリーはノーメンテで使えるので
今どきの車は点検をするというのは電圧を測る程度ではないでしょうか。

 

古い車でもバッテリーは新しい最新のものが使えるので
今どきの車と同じくノーメンテで使用できます。

バッテリーは「2年保証や3年保証」と書かれていますが
大体の交換時期の目安としても良いでしょう。

 

ですが、2年保証と記されているバッテリーでも
3年も使えるケースもあります。

なので、保証期間は「賞味期限」だと思っても
特に問題はないかもしれません。

私のH24年式ミライースの場合は3年ほどで
バッテリーを交換しています。

つまり、普通の使い方をしているなら
保証期間よりも長く使えることもあるということです。

 

ただ、いつバッテリーが上がってもおかしくない状態なので
保証期間を過ぎたら交換はしたほうが良いかもしれませんね。

定期的に交換を考えているなら2年保証でも良いですが
長く使用したいなら3年保証のバッテリーを選ぶほうが良いでしょう。

 

昔のようにバッテリーを勝手に交換する店もありますが
今は交換するかどうかを聞いてくることが多くなりました。

スタッフによるかもしれませんけどね。

 

ファンベルトも要注意!

ファンベルトは一般的に消耗部品と知られていますが
このベルトも交換時期というのは明確な距離や年数はありません。

ファンベルトの交換時期は
以下のような症状がベルトにあれば交換となります。

 

・割れ

・折れ

・ヒビ

・エンジン始動・発進時にキュルキュル音がする

 

ファンベルトはゴムで出来ているので
劣化してしまいます。

大体、ディーラーで「発進するときやエンジン始動でキュルキュルする」と
そのように言うと「ファンベルト見てみましょう」という返答が帰ってくることが多いです。

 

キュルキュル音には他にも原因があるかもしれませんが
最初はとりあえず、ファンベルトを確認してからが多いですね。

作業効率で考えれば、ファンベルトを後回しにして
色々と調べるのは効率が悪すぎますからね。

 

ファンベルトが緩んでいれば
張りを調子します。

劣化していた場合で交換すれば
キュルキュル音もしなくなる可能性は高いです。

 

自分でも交換ができますが
自信がない人はディーラーでみてもらいましょう。

 

まとめ

H10年式の軽自動車はベルトが使われているケースが多く
メンテナンス費用も今どきの軽自動車よりも高くなります。

乗用車も古い車となるとメンテ費用が高くなりますが
自分でできるという人は、安い値段で交換なども出来ます。

 

車は自分で部品交換や修理をしてはいけないと思いこんでいる人は多いですが
知識があり作業ができるなら、自分でしても良いでしょう。

車のメンテナンスをやろうと思っても
どこからやればよいのかわからないこともあるかもしれません。

 

そういう場合は、以下のページを読んでみると解決するかもしれません。

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車のメンテナンスを自分でするにはどこからやれば良いのか