エコカー&従来のバッテリーサイズの見方と意味
車のバッテリーを交換するとなると
現在取り付けられているバッテリーサイズを確認する必要があります。
また、軽自動車も乗用車も同じですが
たいていの場合はエンジンルームの左右どちらかに
バッテリーはあるので、すぐに確認ができるでしょう。
まずは、従来のバッテリーサイズの見方を紹介していきます。
バッテリーサイズの表示が意味すること
軽自動車のバッテリーサイズを例にして恐縮ですが「38B 20L」と
そのようにバッテリー端子のついている面のどこかに表示されています。
まず「32B20L」の「32」はバッテリーの容量を表しています。
たとえば、現在「32B20L」のバッテリーがついているなら
これを「40B20L」のバッテリーに交換しても良いわけです。
なので、バッテリー容量を増やしたいという場合は
「32」の部分が少し大きめのバッテリーを選ぶと良いですね。
なぜなら、容量が増えればバッテリー自体のパワーも上がるからです。
そして「32B20L」の数字の横にある「B」は
バッテリーの大きさや寸法を表しています。
また、バッテリーの短側面のサイズは
JIS規格で幅×箱高さの区分が決まっています。
なので、「B」は幅が129mm(127)で高さが203mmとなります。
さらに「32B20L」に表示している「20」は
バッテリーの長さを表す数字です。
つまり、「32B20L」というバッテリーは
長さが20cmということになります。
バッテリーを置く台をバッテリートレーと言いますが
このトレーの長さに余裕がある場合は
少しだけ大きめのバッテリーサイズに変更しても問題ありません。
そして最後にバッテリー表示の「L」は
バッテリーの+と-の位置を表しています。
たとえば、「L」の表示で販売しているバッテリーに
「R」が標準バッテリーの車には取り付けることはできません。
なぜなら、+側の端子の位置が左右全く違うからです。
エコカーのバッテリーは表示が違う!
エコカーのバッテリーは従来のバッテリー表示とは違います。
これに適合するのはアイドリングストップの軽自動車です。
では、エコカーのバッテリー表示の見方と意味を紹介していきます。
まず「M-42」の一番最初にある「M」は
従来のバッテリー表示で言う外形の寸法を意味しています。
なので、「M」は「B20」の区分になるので
「幅が129mm(127)で高さが203mm」で長さが20cmのバッテリーになります。
次に、数字のほうですが
これはバッテリー容量を意味しています。
もちろん、数字が大きいほど容量が高いです。
ミライースのバッテリーを例にしましたが
「M-42R」というバッテリーもあります。
実は「M-42」の場合は従来バッテリーで言う「L」の意味と同じになります。
「M-42」のバッテリーを買っても取り付けることはできません。
なぜなら、+端子の位置が全く逆になるからです。
つまり、エコカーバッテリーの場合は
「M-42」という表示は+端子が左です。
「M-42R]の場合は+端子は右になるので
バッテリーを買う場合は注意して買ってくださいね。
動画でも具体的に紹介しているのでそちらも見てくださいね。
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