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プリウスの自動車保険料が高いって本当?



事故のニュースを見ると、たいていは「プリウス」や「アクア」が
何らかの事故を引き起こしているように見えます。

マスコミの情報操作かもしれませんが
プリウスやアクアの誤発進も良く取り上げられていますね。

 

そんな事故が多い車種の場合は
保険料が高いのではないかと思う人もいるでしょう。

実際はどうなのかを紹介していきます。

 

プリウスの自動車保険料が高いはウソ!?

引用:プリウスHP

プリウスの自動車保険料が高いというのは
嘘ではありません。

プリウスの自動車保険料が高いのは
盗難の多さや事業用が多いのも値段に影響されています。

 

まず、プリウスは
盗難されやすい車種といわれています。

毎年3月には日本損害保険協会が
自動車の盗難実態調査を発表しています。

 

車本体が盗難されたり事故や車上狙いなど
期間内に車両保険金を支払った件数が対象です。

2009年では、プリウスは盗難されるという話は聞いたことがありませんでしたし
事故も今ほど多き取り上げられていませんでした。

 

ですが、2014年~2017年までの4年連続で
盗難が多い車となってしまったのです。

確かに、2019年ではレクサスが盗難されやすい車1位でしたが
それはブランド全体の数字なので実際は1位とはいえないでしょう。

 

なので、自動車保険料が高いという要素は
盗難の多さも関係はあるといえます。

そして、プリウスは燃費が良く室内は思ったよりも広いので
使い勝手が良いという理由で事業用として使っている会社も多いです。

 

では、事業用のプリウスが何が問題なのかといえば
実は保有台数が1万台当たりの事故件数は事業用乗用車が一番多いと言われています。

事故の多さも自動車保険料を高くしている原因なのは
確かなものといえますね。

 

事故率が多い車ほど保険料は高いわけじゃない?!

 

自動車保険料は事故が多いからという単純なデータだけで
値段が高くなるというのは大きな間違いです。

なぜなら、自動車保険料は
以下のような統計データを基に決められているからです。

 

大数の法則によって事故や災害の発生確率を導き出す

そもそも、大数の法則とは何かから
説明をしていきますね。

たとえば、サイコロを振って1の目が出るとか6の目が出るのは
意図的にしているわけではなく、ほとんどが偶然です。

 

ですが、振る回数を増やせば
目的の目が出る可能性も高くなっていくでしょう。

そのように、確率を一定値に近づくことを
大数の法則といいます。

 

事故を起こす確率も数件の事故率ではなくて
多くの事故データを分析して発生確率を予測できるようにしています。

 

公平の法則によって発生確率の高低に合わせ保険料を決める

事故率が高いと思われる人に対しては
高い保険料で事故率が低そうな人には安い保険料と
みんなが平等になるようにするのが公平の法則です。

たとえば、鉄筋コンクリート造りの住宅は
木造住宅よりも火事で燃えにくいので保険料が低く設定されます。

 

まとめ

最終的な結論を言えば自動車保険料は
事故率と修理費にも影響しているといえます。

さらに、自動車保険料は車を所有する人の年齢も
大きく影響するので、プリウスの保険料が高いというのは
事故率や修理だけではなく加入する人の年齢も関係しているのでしょう。

 

プリウスは恒例の人が乗る車だと一部の人は思っているみたいですが
全くそんなことはありません。

プリウスは20代の若い世代からも支持されているほど
幅広い世代に人気のある車種なのです。

 

ただ、事故を起こしてよく取り上げられるのが
高齢の運転手なだけで、実際は幅広い年齢層に
人気のある車だといえます。

高齢者の事故を取り上げると視聴率が増えるので
その辺は、マスコミの情報操作と言えるんじゃないでしょうか。