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エンジンオイルの交換時期と10年間交換しないとどうなる?



 

エンジンオイルの交換時期は軽自動車でターボ車は
5000キロ」過給機がない軽自動車は「1万キロ」となっています。

ただ、車の使用状況にもよっては短期間で交換となります。

 

僕の場合は「3000キロ」で交換を目安にしていますが
これは、進められるがまま交換しているわけではなく
エンジン内部の汚れをこまめに取り除きたいだけでやっています。

 

でも、これは僕だけの自己満足だと思っていただければ良いです(笑)

 

だけど、通常の使用なら1万キロで
オイルを交換しても全く問題はありません。

だけど、実際にはオイルの交換時期を15000キロに延ばしても
車の調子にあまり変化がないのは事実だといえます。

 

エンジンオイルは交換しなくても故障しない!?

 

エンジンオイルは1年間交換しなくても
問題なく車を使うことができます。

ただ、激安オイルを使いエンジンをいたわるという名目で
僕のように自己満足でオイル交換をしたいというなら
1000円くらいのエンジンオイルを入れ3000キロごとに交換すると良いですね。

 

しかし、値段が高いエンジンオイルを入れる場合は
車の説明書通り推奨しているオイル交換の距離で交換すると良いでしょう。

なぜなら、ディーラーやガソリンスタンドの言う
エンジンオイルの交換時期は少し早すぎる交換のタイミングだからです。

 

さらに、ディーラーで新車を買う時に「メンテナンスパック」という
サービスに入るように勧められます。

この時のエンジンオイル交換のタイミングが「6か月ごと」となっているのです。

 

 

 

 

ディーラーの言うことなので疑問を抱かずに
ひょっとしたら、言われるがままの人もいるのではないでしょうか。

まずは、車の取扱説明書をご覧になってください。

 

たとえば、ミライースの取扱説明書を見ると
「KFエンジン」の場合は通常1万キロの交換
シビアコンディションの場合は5000キロとなっています。

僕の使用状況は渋滞が頻繁に起きる道路を片道15キロ
毎日走行することになるのでシビアコンディションの部類になるでしょう。

 

ということは、シビアな使用状況なので本来は5000キロごとの交換が
エンジンオイルの交換時期となります。

逆に、渋滞のない道路を走ることが多く
通常の使い方なら1万キロごとの交換が目安になりますね。

 

最近の車のエンジンというのはかなり耐久性も
向上しているのでメーカー推奨交換時期よりも
多く走りすぎても問題ないといえます。

 

エンジンオイルの役割を勘違いしてはいけない!

 

そもそも、エンジンオイルを継ぎ足している人ほど
エンジンオイルの役割を知らない人が多いです。

ここでは、エンジンオイルとはどのような役割があるのか
紹介をしていくことにします。

 

潤滑

エンジンオイルはエンジン内部のシリンダー内や
回転運動を往復運動に変換させる「クランクシャフト」や
「ピストン」そして「カムシャフト」などの金属が摩耗しないようにしています。

 

さらに、これらの部品は速度に応じて高速運動をするので
熱を持ちやすくなっています。

焼き付きなどを軽減させるために
エンジンオイルの潤滑が必要となるのです。

 

密封

エンジンオイルは、シリンダーとピストンを
密着させ圧縮漏れを防ぐ効果も持っています。

実は、シリンダーとピストンは
完全に密着されていないので
わずかな隙間があるとエンジンパワーは発揮できません。

 

つまり、加速が悪い状態になるのです。

さらに、環境に悪いとされる
「ブローバイガス排出」にもつながってしまいます。

 

冷却

エンジンは各部品が高速運動をしていたり
燃焼をしていたりするので熱を持ちやすい状態です。

しかも、ターボ車ともなれば、さらに熱を持ちやすいのです。

 

エンジンオイルは、こうしたエンジンの熱を
冷却する役割も果たしています。

エンジン各部を回ったエンジンオイルは熱を吸収し
熱くなっている状態なので一度オイルパンと呼ばれるケースに戻ります。

 

オイルパンと呼ばれる部分でエンジンオイルは冷却され
再びエンジンを回るという仕組みになっています。

 

洗浄

エンジン内部は回転運動などにより汚れが発生しています。

こうした汚れが発生すると
エンジンの性能が低下していくことになります。

 

 

さらに、エンジンの寿命を低下させる原因にもつながります。

しかも、エンジンオイルはエンジン内部の汚れが
特定の場所にたまらないように汚れを吸着して分散させるという
重要な役目も果たしているのです。

 

ただ、汚れを取り込む量には限界があるため
一定期間使用しているエンジンオイルは新品に交換する必要があります。

 

防錆

エンジン内部は外気温との温度差によって
内部で水が発生しやすいです。

その水によってサビがエンジン内部で発生してしまいます。

 

こういうサビはエンジンの性能を低下させる原因となり
エンジン寿命を低下させてしまうのです。

なので、エンジンオイルはこういうサビなどの発生も予防するために
とても重要な役目を果たしているわけです。

 

エンジンオイルが劣化すると?

エンジンオイルが劣化し始めると
潤滑能力が低下するのでエンジンパワーが下がっていきます。

しかも、エンジンオイルはエンジンの発熱を
冷却するという機能も果たしているので
エンジンがオーバーヒートする可能性も高くなります。

 

ですが、エンジンのコンディションは車の各部品の状態や
ミッションオイルの状態など、そして外気温の状態も関係します。

なので、エンジンオイルの劣化に関しては
気が付ける人は少ないのではないでしょうか。

 

 

さらに、エンジンオイルを交換しない車に多いのが
エンジンオイルが徐々に減っていくという現象です。

ただ、こうなるとエンジンオイルの機能は
あまり期待できないといえます。

 

そのため、エンジンが焼き付けやすい状態になります。

つまり、エンジンオイルの交換時期を守らず
10年間全くオイルを交換しないとどうなるのかといえば
エンジンオイルの機能が低下しエンジン本来の性能を発揮できなくなります。

 

だからこそ、車の取扱説明書に記載している
推奨オイル交換時期を守るようにするのが良いといえます。

 

車いじりに全く自信がないという人はこちらのページで
その場合の最適な方法を紹介しているのでご確認ください。

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車いじり初心者が知識を深めるためにする5つの方法とは?