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車検に通らないフォグランプの色は黄色ではない?!



車検に通らないフォグランプは
黄色ではありません。

つまり、黄色のフォグランプでも車検に通るのです。

 

では、車検に本当に通らないフォグランプの色とは
一体どんな色なのかを紹介していきます。

フォグランプとはいったい何?

まず、フォグランプとは何なのかについて
紹介していくことにしましょう。

車にはヘッドライトやバックランプなど
色んな灯火類が付いていますがフォグランプは
補助灯であり「霧灯」とも言われています。

 

では、フォグランプの主な役割を解説しましょう。

フォグランプは、濃い霧などや激しい雨など視界が悪い場合に
視界確保を目的として使われることが多いです。

 

ただ、勘違いをしてはいけないのが
フォグランプは備えることができる灯火類であり
取り付けは義務ではありません。

 

フォグランプはバンパーよりも出てはいけない!

一昔前のフォグランプは大きなタイプの製品があったため
車のバンパーから少しはみ出る製品もありました。

中には少し加工しないと取り付けができないものなどもあり
車検に通すために昔は色んな工夫をしていたのです。

 

つまり、少しでもバンパーからフォグランプがはみ出ていると車検には通りません。

今のフォグランプはフロントバンパーに埋め込むタイプや
薄くてバンパーからはみ出ないように設計された製品が
多く出回っているので現在はあまり心配する必要はありません。

また、フォグランプの取り付け位置は
平成17年12月までに生産された車は
ロービーム照明部の中心以下となっています。

そして、平成18年1月から生産されている車は
フォグランプ照明部の上フチが800ミリの高さであること。

しかも、ロービームの
上フチを超えないこととなっています。

 

さらに、下フチの高さが250ミリ以上で
最も外側のフチが、車体の最外側から400ミリ以内です。

 

車検に通るフォグランプの色とは?

僕が過去に失敗したことは
フォグランプの色を「緑」にしていたことがあります。

もちろん、フォグランプが「緑色」だと車検には通りません。

 

だけど、フォグランプの色は「白または黄色(淡黄色)」なら
車検に問題なく通すことが可能です。

淡黄色って白に近い薄い黄色だと
思い込んでいる人は多いのではないでしょうか。

 

淡黄色とは裸電球のような色じゃないの?

少しでもそのように感じたのであれば
それは大きく誤解をしています。

なぜなら、黄色がNGになったのはヘッドライトで
18年1月1日以降の車のことだからです。

 

 

ひょっとしたら、上記画像のように思う人もいるかもしれません。

どうして、メーカーは黄色のフォグランプを廃止し
白色のフォグランプを積極的に採用しているのか?

 

これは、単なる「流行」に流れているだけで
別に黄色いフォグランプは車検に通らないということではありません。

 

つまり、新車として現在販売されている車種でも
フォグランプを黄色にしても全く問題ないということになります。

 

そして、フォグランプは点灯できる個数も決まっています。
基本的には、同一色で最大2個まで点灯OKです。

 

フォグランプの明るさも年式によっては要注意!

フォグランプの明るさにも年式によって基準があります。

たとえば、平成17年12月までに生産された車は
「1万カンデラ以下」でないと車検に通りません。

 

でも、平成18年以降に生産された車は
明るさの基準はありません。

だけど、他の交通の妨げになるような取り付け方はしてはいけません。

 

細かく説明すると、主光軸が下向きで自動車の右外側線より
右側の地上を照らしてはいけないという基準があります。

つまり、対向車がまぶしいと感じるような
取り付けをしないようにすれば問題ないといえます。