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カーボンボンネットを取り付けて車検に通らない場合とは?



カーボンボンネットを取り付けると
車の運動能力が向上します。

たとえば、ゼロヨンレースなどで
どうしても最初の発進にパワーが欲しいときに
軽量化というのは絶大な効果を発揮するのです。

 

ただ、軽量化はモータースポーツだけのものではありません。

実は、エコカーなども軽量化するために
メーカーは常にいろいろと考えて研究をしているのです。

 

車の部品でカーボン製にする場合は・・・

 

  • カーボンボンネット
  • カーボントランク又はFRPトランク
  • カーボン製のドア
  • カーボンフェンダー

 

などなど、車を軽量化できる部品は色々とあります。

車によっては、約50キロも軽量化することができますし
燃費向上なども期待できます。

 

しかし、こうした部品を取り付けると
問題となってくるのが車検ではないでしょうか。

今回は、カーボンボンネットが車検に通るのかどうかを
解説していくことにします。

 

車のパーツをカーボン製にしたら車検に通るのか?

 

基本的に、カーボンボンネットで車検に通りにくいとされるのが
「ボンネットピン」だといえます。

ボンネットピンの形状が尖っていないなら
全く問題ない場合もありますが尖っていたら
まず、ディーラーでは車検に通らないと考えたほうが良いでしょう。

 

ディーラーでカーボンボンネットを取り付けたまま
車検に通すには以下の注意ポイントを守る必要があります。

 

・純正形状で裏骨がしっかりとしている
・カーボン素材とFRPで安易に形状変化が起こらない強度がある
・ボンピンなどの突起物を付けてない
(埋め込みタイプに変える必要あり)
・しっかり純正同様の金具で固定されている

 

結論を言えば、カーボンボンネットを取り付けていても
注意ポイントを守ればディーラーでも車検に通ってしまいます。

カーボンボンネットでも純正形状で
ボンネットピンがない状態なら車検に通ります。

 

確かに、ボンネットピンがないカーボンボンネットは
走行中にボンネットが開く危険があります。

しかし、ボンネットピンを埋め込みタイプに交換するか
純正ストライカーが取り付けられるカーボンボンネットに
交換してしまえば問題なくディーラーでも車検に通ります。

 

さらにこの場合は、ストライカーがカーボンボンネットに
取り付けられていることが前提でしょう。

なので、しっかりと純正と同じ金具でボンネットが取り付けられていて
ボンネットが開かないことが確認できればOKといえます。

 

しかし、ボンネットピンは突起物と判断されるので
車検に通りにくい場合があります。

だけど、冒頭で説明した通り埋め込み式のボンネットピンなら
全く問題なく車検に通ってしまいます。

 

大幅な軽量化は重量税が安くなる?!

 

重量税とは車検証に記載している重量で値段が決まります。

 

  • 軽自動車
  • 小型車(1トンまで)
  • 中型車(1.5トンまで)
  • 大型車(2トンまで)

 

このように、ランク分けされていて
重量が重くなればなるほど重量税の値段は上がります。

たとえば、元々1050キロの重量がある車種を軽量化して
1000キロくらいの重量を減らしたとすれば重量税は安くなります。

 

しかし、そのためには「構造変更」の手続きが必要です。

なので、構造変更の手続きをして車検証に
軽量化した後の重量を記載してもらえば重量税は安くなるのです。

 

とはいえ、100キロの減量は車では現実的ではありません。

なぜなら、メーカーが車の重量を100キロ軽量化させるのに
四苦八苦しているからです。

 

カーボンボンネットのボンネットピンは本当に必要なのかどうかは
以下のページでも具体的に解説をしているので参考にしてみてはいかがでしょう。

↓↓      ↓↓

カーボンボンネットにボンピンは絶対必要ではない?!