※当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています

個人で行う分解整備は違法なのか?メンテナンスでの注意点



 

車の分解整備は違法なんだぞ

自動車の整備は整備工場以外ではしてはいけない

整備資格のない人が自動車の整備をすると違法だ

 

少しでもそのように思っている人がいたなら
それは、かなり誤解をしている人だといえます。

なぜなら、自分が所有している車を管理することは
車の持ち主として当然のことだからです。

 

しかも、自分の車であれば
どのような整備をしても法的には問題ありません。

 

ただ、知識がない人がいきなりブレーキパットを
交換するというなら僕は全力で止めますが
知識がありブレーキパットを交換する自信があるならやっても違法ではありません。

 

初めて車をいじろうという場合は、まずできるところから始めて
車の構造を少しでも知ることから始めましょう。

 

外国では個人が当たり前のように整備をする習慣がある

 

外車は故障が多い

 

外車を買った人が一番よくいう言葉です。

 

これは、外国では自分で整備する前提で販売されているため
ノーメンテで利用できる日本車とは全く違う考え方で作られているからです。

例えば、冷却水がどれだけ入っているかや
ブレーキオイルの量やエンジンオイルの量など
こまめな点検をしないとチェックランプが点灯します。

 

また、環境や気候なども影響して外車は
故障しやすい可能性をさらに高めています。

ここでは、外車の細かい解説は抜きにして
メンテナンスに関してだけを追及していくことにします。

外国では自分の車を自分で整備するのが
もはや当然のようにおこなわれています。

 

たとえば、外国の映画を見ていると
庭先で車のボンネットを開けて修理やメンテナンスを
一生懸命しているシーンが良くあります。

これは、映画だけに限ったことではなく
実際に外国の一般家庭で非常にありふれた光景なのです。

 

また、外国での整備や修理などをディーラーに依頼すると
かなり高額な値段を請求されるといわれています。

だけど、日本では自動車メーカーのサービスが行き届いているため
必要に迫られて修理をするという人は少ないのです。

 

しかも、日本人の場合は修理をするくらいなら買い替えをしたほうが良いと
そのように考える人のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

「愛車は整備士にすべて任せるもの」は間違い?!

 

車のメンテナンスは全て整備士に任せるものだと
そのように思い込んでいる人は多いかもしれません。

確かに、整備士になるには国家試験を受ける必要があります。

 

資格のない人が車をいじると事故につながる

それは、半分正解で半分間違っています。

 

なぜなら、資格がなくても車の知識がありメンテする実力があるなら
車をいじっても事故にはつながらないからです。

さらに、車をいじるときに
どういう危険があるのかと言う知識があれば
危険を少なからず回避することも可能なのです。

 

だけど、初めて車をいじる人がいきなり
ブレーキパットの交換をするという場合は
ちょっとしたミスで事故を起こす可能性はあるでしょう。

 

たとえば、ブレーキパットの交換後に必ずやるべき作業は
ブレーキペダルを何回か踏んでエア抜きをすることです。

これを忘れるとブレーキがほとんど利かないので
そのまま公道を走ると確実に事故を起こしてしまいます。

 

だからこそ、初めて車をいじろうという場合は
徐々に知識を得ていきいろんな経験をする必要があるのです。

 

結局、自分の車は自分で整備をするべきなのかについてですが
保安基準について定めている「道路運送車両法第47条」に以下のように記されています。

 

「自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、

当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。」

参考元:道路運送車両法第47条

 

この条文を簡単に説明すると「自分の車は自分で整備してね」と
そのように解釈できます。

たまに、愛車を分解整備していると「それは違法だ」という人もいます。

 

しかし、実際の法律は「自分の車は自分で整備をするのが良い」なので
違法でも何でもないのです。

 

なので、エンジンをバラバラにしてもブレーキをオーバーホールしても
全く問題なく趣味の範囲で作業が可能なのです。

ただし、こうした整備を商売とする場合は整備士の資格が必要です。

 

たとえば、料理なども趣味でする人はいますが
「自宅で料理をすると違法だ」という人はいませんよね?

分かりやすく言えば、自分の所有する車を整備するのに
自分の車でも分解整備は違法だ」と言っている人は
自宅で料理を作るのは違法だ」と言っているようなものなのです。

 

もちろん、事情があって自分の車をいじることができない人もいます。

そういう人はディーラーなどの整備士に
整備や点検を依頼するのは悪いことではありません。

 

つまり、整備は趣味でしても良いのかと言えば
知識があったり興味があれば出来る範囲で整備はしても良いのです。

 

資格がないからこそ安全確保は重要

 

資格がないからこそ安全確保が重要です。

なぜなら、自動車の整備というのは
時として大事故につながる可能性があるからです。

たとえば、フロアジャッキのみで車をジャッキアップして
オイル交換をすると車が不安定な状態になる可能性があります。

 

さらに、ジャッキが倒れる可能性もあるので
本当に注意が必要なのです。

 

 

また、フロアジャッキが何らかの拍子で倒れると
車の下で作業をしているときに車の下敷きになる危険も考えられます。

なので、オイル交換をするときでもフロアジャッキだけではなく
リジットラックも使ったほうが安全だといえます。

 

さらにいえば、家に15センチ角で20センチ程度の長さの角材があるなら
その角材を車の下に重ねて車体が落下しないようにする工夫も必要でしょう。

さらに、安全を確保した状態でもミスは起こるものです。

 

あなたの作業が、本当に安全なのか
今一度ご確認ください。

最後に、人間というのは必ずミスをしますが
そのミスが危険につながらないようにすることが大切です。

 

  • 不安全な行動
  • 不安全な状況

 

この二つが重なれば重大な事故は起きてしまいます。

だからこそ、安全には細心の注意を払い
作業をすることが重要なのです。

 

つまり、車のメンテナンスをする場合は
危険度が高い作業ほど注意を怠らないことがとても大切だといえます。

ただ、こういうことは整備資格を持ったベテランの整備士でも
ミスをして大怪我をすることもあるのです。

 

 

だから、重大な事故を引き起こさないためにも
安全対策は絶対にしたほうが良いと言えるのです。

車をメンテナンスするという事は
安全な作業ばかりではありません。

 

ちょっとしたミスで命を落とすこともあります。

車いじりで実際に合った事故の実例を知ることで
それを回避することができるので
ぜひ、以下のページを参考に安全な作業を心がけてくださいね。

↓↓     ↓↓

車いじりは決して安全なものではない!?【実際に合った事例】

 



2件のコメントがあります

  1. 匿名

    偉そうに書いてるけど素人やろ?

    1. よしぶー

      素人でもお前より知識あるよ。

      っていうか、この記事って整備士が書いてるけどな。

      想像で、まことしやかにかコメントするお前には分からんやろけど
      お金払って書いてもらってるんやで。

Comments are closed.