※当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています

軽自動車の寿命は走行距離20万キロ?年数は?



 

軽自動車のイメージは「費用が安い」ということで
「安かろう悪かろう」というネガティブなイメージもあります。

確かに、普通車と比較して維持費も販売価格も
軽自動車のほうが「一部の車種を除き」値段が安いケースがあります。

 

そんな軽自動車の寿命とはいったいどれくらいの年数なのかを追及していきます。

 

買取業者の言う車の寿命とは?

 

軽自動車の寿命には2種類あります。

 

[surfing_su_list_ex icon=”icon: car” icon_color=”#1765f0″]
  • 車の価値による寿命
  • 車が故障して動かなくなったときの寿命
[/surfing_su_list_ex]

 

ディーラーや買取業者の言う車の寿命は
「車の価値による寿命」という意味のほうが強いです。

もちろん、価値が低下しても車は走行できますし
故障が無ければ20年くらいは乗り続けることができるのです。

 

実は車の寿命は走行距離だけでは判断できない大きな理由

車の寿命は走行距離だけでは判断できません。

中古車センターで話を聞くと「走行距離が少ないほうが良い車だよ」と
中古車販売店の店員は言います。

 

ですが、実際には走行距離だけでは寿命は判断できないのです。

なぜなら、5年落ちでも走行距離が10万越えの車種も
意外にもかなり多く中古車センターで格安販売されているからです。

 

軽自動車だけに限りませんが、車というのは
機械部品の集合体であり、どこかここかに消耗部品が使われているのです。

たとえば、エンジンマウントと呼ばれる
エンジンの振動を和らげるゴムがありますがこれも消耗品です。

 

車には、こうした消耗品が数多くありますが
一番多いのがオイルパンからのエンジンオイルの漏れではないでしょうか。

オイルパンとは、オイルが外に漏れ出ないようにするための部品で
オイルを一定量せき止めるという役目を持つ部品です。

 

このオイルパンにはゴム製の「オイルパッキン」というものが取り付けられていて
このパッキンが劣化していくことでパッキンからオイルが漏れることもあります。

車が古くなればなるほど交換する部品が多くなりますが
これは寿命ではなく使っていると「当たり前に起きる事」なので
車の寿命と判断するのはおかしいといえます。

 

さらに、最近の軽自動車は走行距離30万km走行ができる車種がほとんどなので
走行距離の多さで寿命と判断する事は出来ないでしょう。

たまに、消耗品を交換すると故障したという風にとらえる人もいますが
これは大きな間違いです。

 

なぜなら、消耗品は使っていると劣化して当然の部品で
交換することが前提だからです。

なので、消耗品が劣化して破れていたとしても
劣化をして交換しなくてはいけなくなっただけなので
故障には値しないのです。

 

つまり、10万km走行している車の場合はゴム系などの点検が必須となりますが
走行距離だけでは本当の寿命とは言い切れないのが理由となります。

 

軽自動車の寿命は年数で決まる?

軽自動車の寿命は、走行距離の話と被りますが
短期間で10万km以上も走行する人もいることを考えれば
年数で寿命を判断するのも難しいといえます。

たとえば、中古車で10年落ちで走行距離7万kmの車を買った場合は
前のオーナーがどういうメンテナンスをしていたのか分からないことが多いです。

 

そのため、思いもしない故障などが当たり前のように起きてしまうのです。

ですが、新車から10年経過した場合なら
年数で寿命を判断するのは難しく感じます。

 

結論的に言えば、メンテナンス次第で軽自動車だけに限らず
車というのは寿命を何十年と延ばすことができるのです。

 

何年乗っても故障がない車にするには?

新車からノーメンテで10年乗り続けていたとしたら
各部品が劣化している可能性が高いですし
エンジンもガタが来ているはずです。

ですが、新車から頻繁にメンテナンスをして20年乗り続けている車のほうが
意外に、エンジンもガタが少ないですし走行距離を多く走っていても劣化を感じさせません。

 

重要なのは「メンテナンスの量と質」です。

メンテナンスをしている車は10年10万km走行している低年式車でも
快適に走ることができるといえます。

 

また、誤解をしている人が多いですが「軽自動車だから」という理由で
故障しやすいというわけではありません。

 

さらに、錆びやすさも普通乗用車と変わりませんし
フリーメンテナンスで10年乗っていると普通乗用車も
軽自動車も同じように故障をするリスクが高くなります。

 

だからこそ、普通乗用車でも定期定期なメンテナンスをしたほうが良いという事になります。

さらに、「軽自動車は高回転だから故障が多い」と勘違いをする人もいますし
昔ながらのモータース屋の整備士も時代の流れについていけず素人と同じセリフを吐きます。

確かに、10年以上も前の軽自動車は高い回転数で加速しないと
本当にスピードも出ませんでしたし本気で高速道路なんて怖くて乗れませんでした。

ですが、現代の軽自動車は高回転で走行をするというよりも
低回転域で加速したりする車種が多くなっています。

 

筆者も軽自動車に乗っていますが通常の加速では
2000rpmで加速をしています。

普通乗用車を運転していても2000rpmで加速してました。

 

もちろん、普通乗用車と軽自動車では加速していくパワーが違いますが
それほど回転数を上げなくても良いといえます。

なので、「軽自動車は高回転で走行しないといけないから故障が多い」というのは
今の軽自動車にたいしてはウソということになります。

 

つまり、車の寿命というのは「走行距離」「年数」などは関係なく
メンテナンス次第だという事になります。

車のメンテナンスを自分でするには、何を見れば良いのかなどを
以下のページで具体的に紹介しているので参考にしてみてくださいね。

↓↓        ↓↓

車のメンテナンスを自分でするにはどこからやれば良いのか