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軽自動車なのに白ナンバーが増えている本当の理由とは?申請にいくらかかる?



軽自動車のナンバープレートは
通常なら黄色のナンバーです。

当サイトでは「白ナンバー」と表現していますが
正確には「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」といいます。

 

どうして、軽自動車が黄色ナンバーなのかといえば単純に
普通乗用車と区別しやすくするためです。

昔の高速道路は軽自動車と
普通乗用車とでは制限速度が違いました。

 

ですが、今は軽自動車のエンジンも飛躍的に性能がアップしたので
高速道路の制限速度は車種関係なく制限速度は同じになったのです。

さらに、ETCが普及してきた現在では
ナンバープレートの差別化も意味が薄くなっています。

 

また、特別仕様のナンバープレートに変更すると
軽自動車でも白ナンバーにすることができるのです。

ナンバープレートと車の色が合わないという人にとっても
白ナンバーに変更できるというのは朗報ではないでしょうか。

 

今回は、白ナンバーにすることで税金や気を付けるべきことを
紹介していきます。

軽自動車なのに白ナンバーが増えている理由

ネット上では様々な否定的な意見が多い中で
軽自動車が白ナンバーに変更する理由には
ボディーカラーとナンバープレートの色が合わないという意見があります。

簡単に説明すると、ナンバープレートがボディーカラーよりも目立ったり
他人と被りたくないという理由も含まれているようです。

 

さらに、最近の軽自動車は見た目が大きく見えるので
乗用車と勘違いされるんじゃないかと面白半分で変更する人もいるようです。

カスタムに興味がない人でも「ドレスアップ効果」を狙い
ナンバープレートを白に変更する人が増えているようです。

軽自動車の白ナンバーはダサい?

今どき「ダサい」という言葉自体が
頭悪そうですが・・・

軽自動車の白ナンバーはダサいのではないかという意見が
チラホラとあります。

 

日本人は、どうやら人と同じじゃないとダメという考え方のようで
人と違う事は恥ずかしく個性のある人は叩きたくなるという特徴があるようです。

私の個人的な意見ですが、軽自動車に白ナンバーは
とくに違和感はないと考えています。

 

最近の軽自動車は車体が大きく見えるので白ナンバーにしても
1000ccくらいの乗用車と同じく違和感が感じられません。

白いナンバーの車に乗りたいなら、普通車に乗ればよい。

このような意見もあるかもしれませんが
軽自動車だからこそ白ナンバーというギャップが面白いのです。

逆に、軽自動車が白ナンバーで乗用車が黄色ナンバーが当たり前なら
軽自動車は黄色ナンバーに変更する人が多くなると思われます。

 

人と違うことがしたいという奥底の心理が働いている人は
思ったよりも多いという事でしょう。

これだけは言えるのは、白ナンバーにすることで
他人から「あれ?」と思ってもらいたいという人も中に入るという事です。

軽自動車を白ナンバーにするために申請する方法

軽自動車を白ナンバーにするためには関係団体の窓口で
図柄入りナンバーの申請をします。

窓口で申請手数料や、寄付などをします。

 

新車で買う場合は全てディーラーまたは
車屋さんがしてくれます。

自分で申請をする場合は
以下のような書類が必要です。

白ナンバー申請に必要な書類

1.希望番号の予約済証

予約センターの窓口で、受け取ります。

手続きに関しては、予約済証に記載している
番号標交付可能年月日以降の有効期限内で行いましょう。

2.使用者の印鑑

個人で申請をする場合は、認印が必要になります。

申請をするときは
事前に用意をしておきましょう。

3.自動車検査証(車検証)

白ナンバーを申請する場合は
自動車車検証が必要になります。

常に車に積んでいると思いますが
忘れずに申請するときは持っておきましょう。

4.ナンバープレート(車両番号標)

現在使用しているナンバープレートで
申請をする場合は返還が必要です。

関係団体の窓口で返還をしてください。

5.自動車検査証記入申請書軽第3号様式

6.軽自動車税(種別割)申告書(報告書)

以上、「5・6」の書類に関しては
関係団体の窓口で手に入ります。

軽自動車の白ナンバー申請をするときの費用は?

軽自動車の白ナンバーを申請した時には
費用が発生します。

自分で申請をする場合は「1000円~~9,000円程度」となっていますが
ディーラーに依頼するともう少し高いと思ったほうが良いでしょう。

 

普通乗用車に近いナンバープレートは
図柄がない「ロゴ入りタイプのナンバープレート」です。

軽自動車の白ナンバーはいつまで?

軽自動車の白ナンバーはいつまでつけることができるか
かなり気になっている人は多いのではないでしょうか。

軽自動車のナンバープレートを白ナンバーに変更しても
ワールドカップやオリンピックが終わってもナンバープレートは
使用し続けることができます。

 

車を廃車にしたりナンバープレートを変更する場合は
取り外した白ナンバーは穴をあけて記念に保存できます。

軽自動車の白ナンバー申請期間

軽自動車の白ナンバー、「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」の
申請期間ですが、以下の通りとなっています。

【申込期間】平成29年2月13日(月)~令和元年11月29日(金)

【交付期間】平成29年4月3日(月)~令和2年1月31日(金)

申請はWEBからでもできます→図柄ナンバー申請サービス

 

軽自動車を白ナンバーにすると税金はどうなる?

軽自動車を白ナンバーにした場合は
自動車税や重量税がどうなるか気になるかもしれません。

結論から言えば、自動車税も重量税も変わりません。

 

自動車税は排気量で決まるので
白ナンバーにしたからと言って税額が変化しません。

重量税も車両重量で決まるので
税額は変化しないのです。

軽自動車を白ナンバーにした時のメリット

大きく勘違いしている人は多いですが
軽自動車を白ナンバーにするメリットはスポーツ観戦で
グッズなどを買って応援しようというのが本来の目的です。

正式名称が「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」となっているので
ラクビーワールドカップを応援する目的で取り付けるのが本来の姿でしょう。

 

ラクビーワールドカップ応援ナンバーを付けている
乗用車もいますが、じっくり見ないとわからないですね。

でも、軽自動車は基本は黄色ナンバーなので
特に目立ってしまいます。

 

一部の人が感じているメリットとは違いますが
本来は純粋にラクビーワールドカップを楽しもうってことでしょう。

軽自動車に劣等感を持つ必要はない!

軽自動車に乗ることを恥ずかしいと感じる人も
中に入るようで、そういう人も白ナンバーにすることがあるようです。

ですが、軽自動車という規格は日本にしかなく
狭い道を走るために生まれた車です。

 

確かに、軽自動車は非力で
税金や新車価格は安いです。

しかし、日本の道路事情により進化したのが軽自動車なのです。

 

軽自動車は外国にはなく日本だけの文化なので
恥じる必要は全くありません。

軽自動車を白ナンバーにした時のデメリット

ポイント

軽自動車を白ナンバーにした場合は
高速道路の料金所で直接支払うシステムの場合は
普通車と間違えられそうですね。

軽自動車が白ナンバーになったからと言って
普通乗用車にはなれません。

 

職員が勘違いして普通車と同じ高速料金を
支払わせようとしても「軽自動車です」とすかさず言うべきでしょう。

白ナンバーになったからと言って
高速料金が普通車と同じになることはありません。

 

考えられるデメリットは高速道路でも
限られた場所なので、あまりないですね。

まとめ

軽自動車を白ナンバーにすることで
見た目の印象が変化するのは間違いありません。

1975年の軽自動車は白ナンバーでしたが
乗用車と区別するために黄色ナンバーに変更されたのです。

 

おそらく、軽自動車が黄色ナンバーに変更された当初も
いろいろな否定的な意見があったと考えられます。

軽自動車の白ナンバーが増えている理由は
劣等感を感じる人も中にはいるかもしれません。

 

でも、ドレスアップ目的やボディーカラーとマッチさせるために
変更手続きをする人もいます。

軽自動車は日本の文化であり道路事情によって
生まれた車なので恥じる必要は無いと思われます。